「踏切」ってどうしてそう呼ぶの?意味(由来や語源)を調べてみた。

「踏切」ってどうしてそう呼ぶの?意味(由来や語源)を調べてみた。

先日、従業員さんと線路の踏切を通る時、ふと「どうして踏切は踏切と言うのだろう」と疑問に思いました。

私の予想は『跳び箱や体操に使う「踏切板」から、もしくは踏切から踏切板に由来している。つまり飛ぶのだ。』でした。

なのでとりあえず、「昔は線路を飛んで渡っていたに違いない!」と思ったのですが、やっぱり気になって調べてみました。

驚愕の事実!踏切と踏切板は違うものだった!マジか!

まず、踏切板については跳び箱や跳馬をジャンプする際に踏み切る板のことで、そのままの意味です。

主に体操競技の跳馬、平行棒や段違い平行棒、平均台、跳び箱などに用いられ、オリンピックなどの公式競技でも使用されている。形状は、幅よりも奥行きの方が長い長方形を成し、踏み切り面には傾斜が付いている。通常、上面はカーペット張りになっている。踏み切ることにより反発力が生じ、ダイナミックな跳躍が可能となる。学校教育などではS字形の木製の板ばねを採用したものが採用される。このほか、金属製のばねを利用したもの、ゴムを利用したもの、空気圧を利用したものもある。Wikipedia-踏切板

調べていくと線路の踏切とは意味合いが違うようです。

鉄道線路の踏切の意味

では鉄道線路の踏切はどういう意味なのでしょうか?

踏切は鉄道線路と道路とが同じ平面で交わっている所を指します。正式な名称は踏切道と言うそうです。

安全のためほとんどの場所では遮断機がついています。

踏切の語源や由来を調べてみたのですが確定的なものは見つからなかったのですが、非常に有力な説として『踏面切断』が挙げられます。

踏面とは電車の車輪と線路のレールが接触する部分のことを言います。読み方は「とうめん」と言います。

踏面切断』では有力な説と私の個人的な仮説の2つをご紹介したいと思います。

1.有力説

踏面と道路が交差する場所は、踏面が切断されたように見える(実際には切断されていない)ことから「踏面切断=踏切」と言われる説です。

ネットで調べたところ、この説しか見当たりませんでした。

上記の個人的な解釈ですが、ここで言う踏面は線路のことを指し、一般的な線路の見え方(砂利や枕木など)が道路交差部分だけ異なる見え方なので線路が切断されて見えることから『線路切断=踏面切断=踏切』ということでは?と推測します。

2.個人的な仮説

有力説以外に見つけたのは、「説」ではないのですが、Wikipediaを読んでいた時の一文がとても気になりました。

一般的に踏切は線路と平行して遮断機が下りてくるのですが、国外では道路と並行して遮断機も多く存在し、国内に鉄道が開業した明治時代では、道路と平行して線路自体を遮断する方式をとっていたそうです。

日本では列車の通行が優先される構造(遮断機はレールと平行)の踏切がほとんどだが、日本国外では鉄路が遮断される構造(遮断機は道路と平行)の踏切も多く存在する。明治時代においては日本も同じ構造であった。Wikipedia-踏切

海外の道路と平行の踏切(1950年代)

海外の道路と並行の踏切
ソース元

日本の道路と平行の踏切(明治時代)

日本の道路と並行の踏切
ソース元

つまり、物理的に遮断機で線路の方を遮断していることから、踏面を切断しているように見える。こっちの解釈で『踏切』と呼ぶのでは?と推測します。

まとめ

有力説は、踏面と道路が交差する場所は、踏面が切断されたように見えるから『踏面切断=踏切』。

もしかしたら、鉄道開業当初は線路を遮断していたので『踏面切断=踏切』なのかもしれません。

あなたはどちらだと思いますか?

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